ゲームの作り方 基礎編
最初に、ゲーム制作に挑戦するときに覚えておいてほしいことを書いておきます。
ゲーム制作と言うのは、結構大変なものです。とても一朝一夕にできるものではありません。
ですから、初心者がゲームを作るためには、ひとつひとつ経験をつんでレベルアップし、成長していく必要があります。
ですから、いきなりレベルの高いことに挑戦しようとしはいけません。あるいは、いい作品が作れないからといって、簡単にあきらめてしまってはいけません。
最初から上手く出来る人などいないのですから、少しづつ時間をかけて成長していき、何年か後に、満足のいく作品が作れればいいのです。
これは、スポーツに例えると分かりやすいかもしれませんね。
例えば野球をやるなら、最初はキャッチボールからはじめるでしょう。まずキャッチボールが上手く出来るようにならなければ、次の練習に進めません。ましてや、キャッチボールが満足に出来ない人が、試合に出るなんて考えられないですよね。(メンバーが足りないのでない限り)
ゲームだって同じことです。ツクールでRPGを作るなら、まずツクールの操作方法を覚えること、機能を覚えること、トラブル無く(バグ無く)動くようにすること、短くてもいいのでちゃんと完結するゲームを作ること・・・と順番に1ステップづつ進んでいくことが大切です。
仮に、最初に作ったゲームが平凡でもいいのです。友達にプレイさせたら「つまらない」と言われてもいいのです。最初はそんなもんですし、そのステップがあって、初めて次へ行けるですから。
前の項でも書きましたが、ゲーム制作と言うのは、結構大変なものです。という事は、当然失敗することもあります。
失敗して嫌になることもあるでしょうが、それであきらめてしまったら終わりです。重要なのは、あきらめずに続けていくことです。嫌になったなら、一時的に休んでもいいでしょうが、また始められるように準備だけはしておきましょう。
今、活躍しているゲームクリエイターは、おそらく全員、失敗を繰り返して成長してきた人です。(まあ、中には何をやってもうまくいく天才もいるかもしれませんが)
失敗したら、なぜそうなったのか分析して、同じ失敗を繰り返さないようにしましょう。そうすれば、少しづつでも成長していけます。
ゲームを作っていれば、色々と分からないことが出てくるでしょう。そういう時は、まず自分で調べる癖をつけましょう。
特に、今はインターネットがありますから、検索すれば大抵のことは分かります。
『分からないことがあったら、自分で調べて解決する』これが、鉄則です。分からないことがあるたびに、すぐに人に頼るような人は、成長できません。
自分で問題を解決する癖をつけましょう。
Last Updated : 2006-5-23
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