企画書の書き方



この文書について



筆者

入江ノジコ

日付・バージョン

 Ver.1.04 2004/8/31 追加・修正
 Ver.1.03 2004/7/02 修正
 Ver.1.02 2004/6/25 追加・修正
 Ver.1.01 2004/6/21 修正
 Ver.1.00 2004/6/19 完成
 Ver.1.00 2004/6/18 作成開始

はじめに

 筆者は、アマチュアのゲームクリエーターとして、何年か活動してきました。
 その過程で、多くのゲーム製作グループ(あるいはゲーム製作プロジェクト)を見てきました。その中で、ゲーム完成までこぎつけたケースは、全体の1〜2割程度です。
 ゲーム製作は難しいものですので、完遂率が低いのは仕方ないことです。しかし、グループ製作は、他の人を巻き込んでしまうわけですから、失敗しても仕方ないとは言えません。少なくとも、しっかり準備してから始めるべきで、たいした準備もせずに無計画に始めるようでは、それだけでグループ製作の主催者としては、失格といえます。

 筆者は、筆者の主催するゲーム製作団体で、新たにゲーム製作プロジェクトを立ち上げようとする人に、必ず企画書を書いてもらいます。
 企画書を書くことは、ゲーム製作の基本であり、それができない人にプロジェクトのリーダーは、務まらないからです。

 もし、これからゲーム製作グループを作ろうと思っている人がいたら、まず自分の作りたいゲームの企画書を書いてみましょう。その企画が実現されるかどうかは別として、まず自信を持って人に見せられる企画書が書けるようにならなければ、製作グループのリーダーなどやっていけません。
 もちろん、企画担当として製作グループに参加しようと考えている人も同じです。企画書の書けない企画担当など考えられません。絵の描けないグラフィック担当がありえないのと同じです。 

 最後に、誤解の無いように言っておきますが、企画書が書けたらゲームが作れるわけではありません。企画書は、ゲーム製作の入り口にすぎません。実際の製作は、企画書を書くことの何倍も(あるいは何十倍も何百倍も)大変です。
 しかし、どんな大変なことでも、最初はまず一歩踏み出すことから始まります。その一歩目が企画書を書くことだと思ってください。 
 この文書が、ゲーム製作を志す人が最初の一歩を踏み出す手助けになれば幸いです。




Last Updated : 2004-11-15

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